さみしさサヨナラ会議
2011Wed08.31
角川書店から出版された、「さみしさサヨナラ会議」という書籍の撮影をしました。小池竜之介さんと宮崎哲弥さんが、さみしさとはなんだ、ということについて語り合っています。そして、さみしさと切っても切れない関係の、恋愛についても。恋愛は脳の錯覚であるとか、愛する人と出会うなとか、一人一人の人間は絶対的に孤独であるとか、読むと自分が生きて感じる事はまやかしか?と呆然としそうになります。でも、それも受け入れて中庸な心を持つ事で初めて本当の現実が見えるのかもしれないと思いました。その現実を見られるようになるまでには、そうとう時間がかかりそうですが、生きようによっては見られるようになるかもしれないのだと思うと、心が少し軽くなります。とても面白い本でした。中に、写真も沢山載っています。サイトはこちらから。
口にはこぶもの
2011Tue08.30
クーヨン9月号で、陶芸家の田島ちかさんのお酢を使った料理を撮影しました。6ページにわたって紹介されています。この号では、分かりやすく「食べものと放射能のはなし」にも触れています。今の状況の中で出来る事は、できるだけ体の免疫力をあげること、排出力をあげること、そしてそれは自分が自分で口に運ぶ物で変えていくことも可能なのですね。いろいろな家族の、あたたかい食卓風景が沢山のっている号ですが、大人の気持ちの切実さを思うとせすじが伸びるおもいでした。
しごと
2011Mon08.29
アメリカの友人がデザインしていたCDが、日本の友人が勤めるレコード会社からひとつだけたまたま出ていて、それを私が物撮りしました。その写真が使われたコンピレーションアルバムが出ました。学生の頃、そのアメリカ人は遊びでいつもグラフィックデザインをしていて、日本人の友人は洋楽を愛していて頻繁にライブに通い、私はいつも写真を撮っていました。結局時間が経ってもみんな同じ事をしています。ささやかに3人が仕事でつながり、うれしかったです。好きを仕事にするといろいろ、いろいろと考えますが、考えていないでずっと好きを磨こうとおもいます。アルバムのサイトはこちらから。
Ku:nel 夏の揚げ物
2011Sat08.27
クーネルの51号で、暑い夏に揚げ物を食べようぜ、こんな揚げ物を作ってる人達がいますぜ、というページの写真を撮りました。京都では、朝から天ぷらをたべる強者もおりました。写真は小学3年生の女の子。自分で2キロ分くらいの材料をこねてサータアンダギーを作ってくれました。4件のお家におじゃまして天ぷら技を沢山見せてもらったのですが、取材の最後には必ずみんなで天ぷらを頂きました。まるで親戚か家族のようにテーブルを囲んで、うまいうまいと言いながら。一瞬でも、そういう時間がとてもしあわせなお仕事でした。
扇子をみっつ
2011Sat08.27
ほぼ日刊イトイ新聞で、いい扇子をみっつ、撮影しました。モデルは伽奈さん、あちこちで活躍されている方です。クールな少年のようにも、純粋な少女のようにも見えたり、どきりとするほど色っぽくなったり、くるりくるりと色んな表情をする方でした。どちらともつかない雰囲気を持つ人は、どちらにも振り切る事が出来るのかもしれないなんて思いました。とても魅力的なことです。サイトはこちらから。