Photographer Chihaya Kaminokawa 神ノ川智早

神ノ川智早

神ノ川智早

NEWS

9.27

2011Tue09.27

いつだって、自分を優しい目でみていたほうがいいなとおもう。それは自分を甘やかすとかではなく、自分とほんとうにきちんと付き合って、持ってるものと、持っていないものをわかって、それをそのままうけとる事。どうやったって、まずはそこから。賑やかなものごとはぜんぶ外側にあるから何か欲しいときはそちらへ目がいくけれど、ほんとうはそういうときは内側を見たほうがいいな、と思った日。

コーヒーのはなし

2011Sun09.25

Ku:nelという雑誌の街とコーヒー。号が出ています。その中の「ぼくら、ローストジェネレーション。」というテーマで6ページの撮影をしました。5組の方々の取材をし、それぞれの人達のもつコーヒーとのかかわりを撮ってきました。牛乳や、コカコーラは、ぽん、とあけてぐっと飲んでおしまい。でも、コーヒーと、人はなぜか向き合うのだ、ということがよくわかりました。毎日、同じ何かを作り続ける事ってあまりないものです。でもコーヒー好きな人は、毎日つくります。それが同じものだからこそ、その日の自分がコーヒーにうつって、よく見えるのだろうと思います。そして、それをじっくり自分で楽しむ人もいれば、誰かを楽しませたいと思う人もいる。どれだけ美味しく出来るか、集中して入れる姿は修行のようでもあるし、コーヒー道、と、道をつけたくなるほどふかい世界だと思いました。サイトはこちらに。

cocoa paper

2011Sun09.25

アリミノ、という美容メーカーから出ている「cocoa paper」という冊子があります。メーカー会員である全国の美容院へ配られる、美容師さんの為の冊子なのでどこでも手に入るものではないようですが、そちらの表紙に、作品を使っていただきました。プロフィールも載せてもらっています。中身は、サロンで育てやすい植物の話、写真についての遠近法と美意識の話、そして踏切の黄色と黒、からの視認性の話など、クリエイティブであること、美しいものを作り出す事が求められる美容師さんならではの内容でおもしろかったです。どこかで見かけたら、手に取ってみてください。

9.16

2011Fri09.16

こちらへ行こう、とおもって歩いて行って、頭で考えて狙ってるところではたいしたものは見つからなくて、あれ、おかしいなあ。と思う。そしてふと気を抜いて振り向いたところにおもしろいもの、全然想像していなかったものがあったりする。ふらりふらり写真をとっていると、そういうことがときどきある。でも、目を皿のようにして、足が棒になるほど歩いていたら、毎日ぜったいに出会えるのかといったら、それはわからない。

ブルーライトよこはま

2011Fri09.09

京急線の横浜駅ホームでは、いしだあゆみのブルーライトヨコハマが流れています。電車の発車案内掲示板は、ぱたぱたぱたぱた、と音を立てて変わって行くソラリー式(というらしい)で、電車に乗り込むと天井では扇風機がぐるぐると風を送っています。いたるところに昭和の香りがする京急、好きです。そんな京急電車で、友人に会いに黄金町へ。絵を描く仕事をしている友人は、最近まんがの本も出版しました。自分の身に起きたことを出せる限り全力で出し切って描いている、大笑いできるまんがでした。出し切った後にはちゃんと入ってくるいいものがある、という人生のひみつも聞きました。彼女のサイトはこちらから。