Photographer Chihaya Kaminokawa 神ノ川智早

神ノ川智早

神ノ川智早

NEWS

NON STYLEツアー「あっというま2021」

2021Wed09.08

NON STYLEライブツアーポスターの撮影を担当しました。
今年の春にはネタライブと新しいアー写も撮影しました。マイクが一本だけ立つ、他には何もない空っぽの大きな舞台へ出て行ってライトを浴び、次から次へと漫才をして会場を笑いで揺らすお二人がとてもかっこよかった。お2人が漫才と漫才の合間に客席に話しかけたり、泣いている子供がいれば大丈夫ー?と声をかけたりと終始温かい。お客さんもたくさん笑って幸せそう。会場が大きな単位の家族みたいだった。ライブ中の撮影は、聞こえてくる漫才に笑いを堪えるのが大変でした。
公式サイトはこちら。

新熱海殺人事件

2021Wed09.01

舞台「新熱海殺人事件」のビジュアル撮影を担当しました。
つかこうへいさん追悼公演から10年、数々の「熱海殺人事件」を撮影させていただいています。
時代の移り変わり、演じる俳優の違いで様々な顔を見せる戯曲だけど、人の本質を描いているから色褪せないのだなと感じます。

2020年撮影担当舞台フライヤー

2021Mon02.01

2020年の春にはありとあらゆるものが止まり、舞台ももちろん例外ではありませんでした。
ここ数年の間、ご縁をいただき沢山の演劇のチラシとパンフレット撮影を担当させてもらいました。膨大な時間をかけて準備し、ビジュアルを撮影し、役者さんと沢山のスタッフで何度も何度も稽古を繰り返し、劇場に入って美術や照明や音楽や衣装の最終調整をし、私が知り得ないところでも沢山の人が動いてやっと幕が上がる舞台。
それを一部ですが垣間見ていた身としては、あと一歩のところで中止になるなど、関わった人達の気持ちを想像すると胸が痛かったです。私が撮影担当させてもらった舞台もいくつか中止になってしまいました。無観客もリモートも配信も、その時に出来ることを駆使した素晴らしいアイディアだったけれど、劇場にお客さんが入り俳優が演じる空間でしか生まれない濃密な空気と時間が恋しい時期でした。
初夏辺りから、少しずつ舞台が再開されたのは本当に嬉しいことでした。どんな状況下でも人は音楽を、芸術を、演劇を求めていて、非常時にこそ物語の中に癒しや救いを見つけて現実と向き合って行ける。そう思います。
写真は、2020年に上演され、撮影を担当させてもらった舞台のフライヤーです。

2020年は

2021Sun01.31

気づけばこのページの更新を怠りすぎ、2021年となってしまいました。
2020年は、想像もしていなかった事態に驚き嘆き翻弄されながらもその時やれることをやって日々を生きていました。写真の仕事がほぼ無くなった4月と5月は散歩をしながらひたすら写真を撮り、古い写真を整理し、引越しもしました。コロナがあったせいで先の見えない不安に陥り、コロナがあったおかげで自分の仕事や生き方、人との付き合い方を見つめる機会になりました。
出来事というのはただ起きるだけで、それをどう受け取って何を想うかは自分で決められる事なのだ、と冷静になれた時間でもありました。それはあくまでも個人的な気持ちであり、残念ながら命を落とされた方々が大勢いて、苦しみを抱えて生きている人たちが今も世界中に存在しているということに変わりないのですが。
ふとこのページを更新しようと思いついた今日は、前回の更新日からほぼ1年ぶりとなりました。
instagramやらtwitterやらnoteやら、色々と場所を持っている私ですが、それぞれの場所に合う言葉がある気がしてばらばらと書き散らしています。ここもまた積極的に更新して行きます。2021年もよろしくお願い致します。

 

2019年舞台フライヤー

2020Sat02.01

2019年後半に撮影を担当させてもらった舞台のフライヤーです。