Photographer Chihaya Kaminokawa 神ノ川智早

神ノ川智早

神ノ川智早

NEWS

クーヨン8月号

2011Fri07.08

クーヨン8月号の表紙と、のびのび家族を担当させてもらいました。江古田に暮らすご家族でした。それぞれの家族に物語があり、そこに産まれてきた子供が夫婦をつなぎ、世界を広げて行く。
そういう、当たり前のことを、人間は気が遠くなるほど何度もなんども繰り返しています。だけど、大抵の人にとっては、それがすべて初めてのこと。そのひとつひとつが当人にとっては途方も無く大変だったり、全て投げ出したくなったり、胸が痛いほど切なく大切におもったりする。
ただ、生活をしながらも、そういう瞬間を積み上げて、だんだんと家族になっていくのだなあと思います。家族を持つ選択をすることは、つみあげていくこと、受け入れて行く事、育てていくこと、いろんな事がついてくるようです。
自分の家族をまだもたない私は、そういう色々を、家族の写真を撮らせてもらうたびにしみじみ感じます。それは、知っている事への共感でもあり、知らない事への尊敬と憧れでもあります。

夏のシャツ

2011Fri07.08

ほぼ日刊イトイ新聞で、定番の夏のTシャツとポロシャツが今日発売され、写真を担当させてもらいました。よいものをつくるには、まずよい素材から、ということで生地こだわり、襟ぐりや長さにこだわり。こだわりづくしのTシャツです。ほぼ日の方が、去年のTシャツを着ていたのだけど、とってもいい具合に変化していました。育つTシャツみたいです。一時的な美しさや快感、も良いけれど、育てられるものもまた素敵です。サイトはこちらから。

着たい服

2011Wed07.06

ほぼ日刊イトイ新聞で、大橋歩さんが作った服の撮影をしました。とてもシンプルだけれど、着ると個性的になる服です。着た人の個性が出てきて、その人らしい服になる、というか。
服は大好きですが、30代にもなると選ぶ時にふと考えます。むむ、この色は、この形は自分にあっているのか?もしかしたら若すぎるか?と。年を取ったように見えるのが嫌なのでもなく、いつまでも若く見せたい訳でもなく、今の自分の体と雰囲気に寄り添ってくれる服を身につけたいと、考えるようになりました。しかしそういうことを考えて選ぶ事自体が、歳をとった、ということなのでしょうか。なんにせよ、着たいと思うものと、似合うものが一致していくとよいなと思います。サイトはこちらから。洋服をクリック、で写真が出ます。