クーヨン８月号の表紙巻頭のページを撮影担当させてもらいました。
被写体は、偶然にも友達かぞく。こうりょうくんに、みわちゃんに、はると。

こうりょうくんは、町田にあるしぜんの国保育園の園長であり、バンドCOINNのリーダーをしながらソロで音楽活動もしたりと、実は３人いるんじゃないかと言われるほど活動的で、新しくて芯の通った物を作り出そうとしてる人。
みわちゃんはそんなこうりょうくんと一緒に園で働きながら、
saitocnoの名前で活動し、「BALLAD」という冊子を作り、その穏やかな佇まいと深い洞察力でまわりを魅了する人。
はるとは４歳にして、僕はこの世の真理を知っているよ。というような発言をしてしばしば大人を驚かせる賢く美しく、のびのびした人。
彼らを知っている年月が長い分いつもより少しだけ余計に、３人への愛をたっぷりと注ぎ込んで写真を撮りました。

はるとが伸びやかで安心してどこへでも走っていけるのは、こうりょうくんとみわちゃんの深くて広い愛情があってのことなんだなと撮りながら思いました。
そして２人を見ていて感じたのは、自分たちがはるとを愛している、という事だけでそこからどんどんと新しいものが心の中に生まれていて、
「はい、お父さん、お母さん、これをどうぞ」と分かりやすく愛情を返してもらわなくても、２人はもう充分はるとから大きな何かをもらっているのかもしれないなという事でした。